かつてインターネットなる概念が全く見当たらなかった昭和の時代、バイクの現金化はユーザーにとって、その方法が限られた、現在と比較して格段に業者主導の土俵上での折衝が避けられませんでした。情報といえば買取対応を謳う業者を直接訪問する、もしくはバイク情報誌に掲載された宣伝広告を手掛かりに、電話で直接問い合わせる作業からのスタートが欠かせず、最終的には対象となるバイクを、自ら現地に乗り付けねばなりませんでした。
これだけでも相当な時間と労力、そして諸費用を費やせねばならず、その結果店頭で交渉不成立となれば、また振り出しに戻ってゼロから同じ作業を重ねねばならず、結果満足には程遠い査定額で愛車を手放してしまう、そんなケースも潜在的に数え切れなかったと推察されます。
対して今日主流となっている、業者がエンドユーザーの指定先に出向き、その場で対象となるバイクを確認する出張査定であれば、エンドユーザーは合意した日時に待っているだけで大丈夫です。
条件面が合意に達すれば、その場で現金を受け取りバイクを引き渡せば完了で、先に述べた諸々の作業は不要のメリットが見過ごせません。更にネット上の比較サイトの活用を通じ、事前に候補先となる複数の業者のピックアップから、各社が提示する概算見積額の比較も可能です。
こうした出張査定の数々のメリットを理解の上、より高額での現金化から、新たなオーナーを探してあげていただければベストです。